星野源「恋」のここがかっこいい
星野源 9thシングル「恋」のMUSIC VIDEOが公開されました。
動画内では特典DVDの予告もしています。ニセ明もでます。
今回はそんな公開された動画を見ながら、私が思う、ここがいいなあと思うところを書いていきたいと思います。
さて、この記事は星野源「恋」が聴き終わるころに読み終わる文章量となっていますので、ぜひ流しながら共感してもらえればなと思います。
- この記事は 旧ブログで2016年9月24日に書いた記事をリライトした記事になります
「恋」
1年4ヶ月ぶりのニューシングルは自身出演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌!
さらに、ハウス『ウコンの力』CMソング「Drinking Dance」、スカパー!リオパラリンピック放送テーマソング「Continues」の他、自宅録音の新曲「雨音」を含めた4曲収録!
「恋」の他にも提供されている曲が3曲入ってるシングルで1200円、お買い得すぎ・・・。
初回限定版でも2000円を切りますね。間違いなく買いです。
『YELLOW DANCER』(イエロー ダンサー)は星野源の4枚目のアルバム。2015年12月2日にJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから発売された。
星野源としては10ヶ月ぶりのリリースとなるのでしょうか。
それにしても前回の「YELLOW DANCER」といい今回の「恋」のジャケットといい、かなり黄色を意識している気がします。
と書かれていたサイトさんも見かけましたが、まあ理由はどうであれ、黄色という色が持つ力は大きいです。
色彩学的には。
黄色は有彩色の中で一番明るい色です。光や太陽のイメージが浮かびます。見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。知性を刺激し行動を活性化してくれます。昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。
by 黄色のイメージ効果と意味
闘病生活などを経験して、そのあとリリースされる曲には"生きる"に対するメッセージとも受け取れる歌詞も結構紛れていますし、明るく楽しく、という強い気持ちがPVだとかジャケットだとかに現れているんではないでしょうか。
さて、そんな「恋」の、どこに私が惹かれたかを書いていきます。
さっそく観てみよう
イントロは中華風で回転テーブルをイメージしたミュージックビデオになっているので中国とかをイメージしていると思います。
相変わらずダンスもキレがありますね。
ちょっと調べてみましたけどダンサーさんはELEVENPLAYというダンスカンパニーの人らしいです。
今回のMVは「SUN」「時よ」に続いて関和亮がディレクション、MIKIKOが振付を担当。MIKIKOが主宰するダンスカンパニーで、全国ツアー「YELLOW VOYAGE」にも帯同したELEVENPLAYのダンサーたちに加えて、レコーディングに参加した長岡亮介(G / ペトロールズ)、ハマ・オカモト(B / OKAMOTO'S)、河村“カースケ”智康(Dr)も出演しており、巨大な回転盤の上で繰り広げられる演奏シーンとダンスシーンを中心としたポップな映像に仕上がっている。
by 星野源「恋」MV完成!関和亮、MIKIKO、長岡亮介、ハマら磐石の布陣 - 音楽ナタリー
さて、音楽の話に戻ると、Aメロは音少なめですがベースとピアノが同タイミング(いわゆるユニゾン?)になっているのでキレがいいです。
ドラムのフィルもシンプルで全体的にあっさりしていますが、0:35あたりのギターはその中でも耳に残るつなぎ目になっています。
サビは星野源っぽいです。らしいサビだと思います。
サビでいいな、と思うところは裏から入る部分が多いところでしょうか。
歌詞で見ると
胸の中にあるもの いつか見えなくなるもの
それはそばにいること いつも思い出して
君の中にあるもの 距離の中にあることを
恋をしたの あなたの 指の交ざり 頰の香り 夫婦を越えてゆけ
- いーつもお もーいだして
- ゆーびのまざり
- ほーおのかおり
- ふーうふをこえてゆけ
この短い歌詞の中で4箇所で裏から入っています、サビ自体の音的な味付けはあっさりしているのにインパクトが強いと感じるのはこのリズムではないでしょうか。
ということで
星野源「恋」のここがかっこいいポイントその二
集中的に音数を多くなるつなぎ部分
そして2:20からがもう最高。
耳に残るギターのリフレイン共にいろいろな楽器が乗って行ってラストスパートに持って行く「間奏」。
ボーカルがない部分もこんなに盛り上げてくれるのは嬉しい。
私はここの部分が一番気に入っています。
バンドやっている人なら共感してくれると思いますが、この曲のコピーができるならやりたいですよね?
絶対楽しいですからね、ここ。
ということで
星野源「恋」のここがかっこいいポイントその三
いい意味で期待を裏切る「間奏」
そのあと2:45から始まるCメロ。
短い間のなかでスピード感がありながら綺麗に盛り上げてくれるCメロですが、この曲のこの部分でしか聴けないのも勿体無い気がします。
ということで
星野源「恋」のここがかっこいいポイントその四
もっと聴きたいと思わせるCメロ
そして最後のサビですが、
夫婦を越えてゆけ
2人を越えてゆけ
1人を越えてゆけ
で終わります。リズムも語呂もよくてシンプルだけど、歌詞だけみると「んー?つまり?」と思うところがあります。
いろいろ考察できそうな終わり方をしていますね。
二番目Bメロの歌詞の
愛が生まれるのは 1人から
と関係がありそうですが、、なんで1人を越えてゆけを一番最後に持ってきたんでしょうか。
1人 < 2人 < 夫婦
なイメージがありますが、歌詞的には 夫婦 → 2人 → 1人 の順で語っていくので、
一番伝えたいことは「1人を越える」ことなのかな、と思えたりします。
こういう歌詞が、闘病生活を経験してきたことなども含めると、深い意味があったりするのかなと思えてきたりします。
というわけで
星野源「恋」のここがかっこいいポイントその五
曲を聴いたあともう一度読み返したくなる歌詞
まとめ
ということでやっぱりいい曲でした。
これからも頑張って素敵な曲を書いていって欲しいです。