名作ゲームの5面は大体雪ステージ説
以前「こわがりエリー」の記事を書いたときに意外や意外、思ったより反響が良くて、
普段から記事のターゲット層は20代から30代にしていたんですが、やっぱり昔のゲームの話題とかの食いつきはいいのかもしれない、と思ったのです。
というわけで今回はそんな昔のゲームの話題で個人的に前から気になっていた、
「雪ステージって5面ってイメージあるよな」を検証していきながら懐かしんでいきたいと思います。
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- この記事は 旧ブログで2017年2月20日に書いた記事をリライトした記事になります
名作ゲームの5面は何ステージなのか
まずは名作ゲームの5面がなんなのか、雪ステージは何面なのかを見てみましょう。
スーパーマリオブラザーズ3
『スーパーマリオブラザーズ3』(スーパーマリオブラザーズスリー、SUPER MARIO BROS. 3)は、1988年10月23日[注釈 2]に任天堂が発売した、ファミリーコンピュータの横スクロールアクションゲームである。販売本数は国内で約384万本であり、この本数はファミコンソフトとしては『スーパーマリオブラザーズ』に次いで2番目である。全世界では約1728万本に達する。
1面から結構手こずった印象のあるスーパーマリオブラザーズ3。ファミコンです。
ステージも攻略するのもいいですが、絵合せとか神経衰弱とか、ミニゲームも多くて盛りだくさん。
8面まであり、かなりのステージ数ですが、笛の存在を知ってしまうとワープして8面まで行くようになってしまうので逆に7面とかのステージをちゃんとやった記憶がない。
そんなスーパーマリオブラザーズ3の5面は空の国。
6面が氷の国でした。
・・・めげずに次のゲームを見てみましょう。
星のカービィ3
『星のカービィ3』(ほしのカービィ スリー)は1998年3月27日に任天堂よりスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。開発元はHAL研究所。星のカービィシリーズの1作に含まれる。
このゲーム、私は友達から借りてやったのですが、星のカービィのシリーズの中ではあまり売れなかった方。
星のカービィのスーファミといったらスーパーデラックスなイメージが強いと思います。
私もスーパーデラックスは買ってやり込んでいましたが、星のカービィ3はニンテンドー64が発売された後に発売されており、CMもやっていなかったため友達から聞いて初めて存在をしりました。
絵のタッチもやわらかくてカワイイ割に難易度は相変わらず高いです。
そんな星のカービィ3の5面はICE BERG、雪ステージでした。
ヨッシーアイランド
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』は、任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションゲームである。通称『ヨッシーアイランド』。
by スーパーマリオ ヨッシーアイランド - Wikipedia
このゲームもなかなか難易度が高く、それに加えてスペシャルステージのようなやり込み要素もあるのでとにかくハマっていた記憶があります。
そしてBGMがどれも素敵ですし、クッパ戦の曲もテンションあがります。
そしてビッグノコノコがトラウマ。怖い。
そんなヨッシーアイランドの5面は雪ステージです。
このステージのスキーは結構楽しめるものの死にゲーです。死んで覚えるデモンズソウル式。
赤コイン取れなかったらやり直し。
スーパードンキーコング
『スーパードンキーコング』(Super Donkey Kong)は、イギリスのレアが開発、任天堂が発売したアクションゲーム。日本では1994年11月26日にスーパーファミコン向けに発売した。日本国外でのタイトルはDONKEY KONG COUNTRY。日本国内での売上本数はスーパーファミコン用ソフトとしては歴代第4位を記録する[2]。
スーファミと一緒に買ったゲームがドンキーだったような気がしますが、難しすぎて泣きじゃくってた記憶もあったようななかったような・・・。
ジャンプとローリングしかできない割に狭い範囲でボスと戦わせるし、セーブポイントは一定の位置にしかないし、各ステージのギミックも鬼畜。
そんなドンキー1の特に好きだった面は5面のカントリーファクトリー。
雪ステージではなかったのは残念ですが、トロッコステージも、リフトで進むステージも、どのステージもギミックが面白い。
4面が雪ステージ、ホワイトマウンテンでした。
めっちゃ降る雪。ただでさえ滑って細かい操作をさせるのに足場が狭い。
本気でタルを投げてくる猿。終始破茶滅茶。
スーパードンキーコング3
ドンキーシリーズの3作目。このゲームの1-5がこわがりエリーになります。
そんなこわがりエリーの1つ前の1-4はスリップスリップという雪ステージになりますが、
5面も雪山K3という雪ステージで構成されています。
ここのボス戦は雪だるまと雪合戦をするというメルヘンなスタイル。
ただ、楽しいのは雪合戦をするタームではなく帽子から出される雪玉を避けるタームだったりする。
バンジョーとカズーイの大冒険
『バンジョーとカズーイの大冒険』(バンジョーとカズーイのだいぼうけん)は、レアが開発、任天堂から発売されたNINTENDO64用コンピュータゲームである。英語版の名称はBanjo-Kazooie。
このゲーム、名作の部類に入るのかはわかりませんが、個人的にすごく好きなゲームなので紹介させてください。
私はマリオ64などに見向きもせずに、64ではこのバンカズとディディーコングレーシングとスマブラばっかりやっていました。
マリオ64はwiiのコンソールで買って初めてしっかり最後までやりました。
なので64でちゃんと3Dアクションをやったのは多分バンカズが初めてで、これはクリスマスプレゼントに買ってもらったんですが、クリスマス当日はひたすら夢中になってやっていた記憶があります。
子供の頃から完璧主義だったので全てのアイテムを集めてから次のステージに進むようにしてたと思います。
バンカズ2になって新しい技を覚えないといけないところが当たり前に出るようになってステージを中途半端で後にするところに興ざめしたのを覚えていますが、今思えばそういうあっちこっち行くのが醍醐味だったのかもしれません。
グランディさんぎょうの入り方が汽車だったのだけは子供ながら本当に呆気にとられました。
さて、1の話に戻りますがステージ5はフローズンズンやまという雪ステージです。
いくつか挙げてみましたが、5面=雪ステージだ、とは言い切れないものの大体5面前後に雪ステージがあることがわかりました。
でも何故なんでしょうか。
ここまでは誰でもできる検証ですが、折角なのでここからはこのブログらしい展開をしていきたいと思います。
ゲームのステージは「平和」から「不穏」へ
ゲームのステージは、我々が「これといったらこれだよな」という想像が容易につくもので構成される必要があります。
初めてそのゲームをやって、あるギミックや敵に遭遇した時に、初めてでありながら、これは危なそうだという危険を感じさせ、プレーヤーのアクションを誘導させる必要があります。
毒沼でもないのに歩くたびにダメージを食らったり、トゲの上を普通に歩けてしまってはいけないのです。
そして面の統一感を出すためにそのステージをある環境下に置きます。
ある環境下に置くことで、ここからはこうしなきゃ、という新しいテクニックをプレーヤーに覚えさせ、マンネリ化を防ぐことができます。
- 1面で基本アクションを覚えさせ
- 2面でちょっと難易度の高いアクションを習得させ
- 3面で水中アクションなど、新しいアクションを覚えさせる
のように、ステージをクリアする、という同じ目的を持ちながらも、面の雰囲気を変えることでメリハリをつけることができます。
なので多分ですが、5面が雪ステージというだけでなく、
- 1面は草原
- 3面は海
というイメージはありませんか?
プレーヤーのスキルアップに沿うように、ステージも難しくする必要があるため、必然的に我々が思い描くことのできる、死に直面する危険度の高い環境を、後方に持って行きたくなるのだと思います。
例えば、我々が思い描くことのできる実際に存在する環境を上げてみると
- 草原
- 森林
- 深海
- 火山
- 砂漠
- 雪原
- 沼地
- 洞窟
- 宇宙
ぐらいかなと思いますが、これを4段階の危険度に並び替えると
- 草原 LEVEL1(危険でない)
- 森林 LEVEL2(場合によっては危険)
- 洞窟 LEVEL2
- 沼地 LEVEL2
- 砂漠 LEVEL3(その環境下にいるだけで危険)
- 深海 LEVEL3
- 雪原 LEVEL3
- 火山 LEVEL3
- 宇宙 LEVEL4
といった感じに分けられるのかなと思います。
操作に慣れたプレーヤーに対し新しい仕掛けを与えるために、雪ステージの滑る床やスキーアクションが後半のステージとしてうってつけなのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか、5面は確かに大体雪ステージだったと思います。
操作性の悪さがいい感じにプレイの障害になる雪ステージは、これからもゲームを面白くさせるいいスパイスになることでしょう。
今後の雪ステージにご期待ください。