「早生まれ」なだけで自殺リスクが高くなる!?
昔読んだ記事で、印象に残っている記事があります。
早生まれの影響が青年期における自殺リスクの上昇と関係する
by 「早生まれは自殺リスクが30%高くなる」…大阪大が調査 | ハザードラボ
これは一体どういうなのでしょうか。
今回は、この記事の内容と絡めながら、ほんのちょっと自分の思っている人生観を展開していきたいと思います。
- この記事は 約1分で読み終わります
- この記事は 旧ブログで2015年11月8日に書いた記事をリライトした記事になります
早生まれは青年期における自殺リスクが高くなる
学校教育の現場では、4月2日以降に生まれた子供と翌年4月1日までに生まれた子供が同学年に属するため、早生まれの子供は同学年のほかの子供と比べると、相対的に発達が遅く、学業やスポーツ分野で不利な立場に置かれる傾向がある。
by 「早生まれは自殺リスクが30%高くなる」…大阪大が調査 | ハザードラボ
なかなか面白い着眼点ですよね。
言われてみればそうかもしれません。
本当は肉体や精神の経験値の差なのを知らずに、他の人より劣っていると勘違いしてしまって、頑張ることを諦めてしまう。
それがもっと悪い方向に行くと、「自分は他の人より劣っている」「ダメ人間なんだ」みたいな思いが膨張して自殺率増加に繋がってしまうわけですね。
ただ、"学年"でどうしてもどこかに一線を引く必要があるので、根本を改善するのはなかなか難しい話ですね。
できることとすれば『大人がそれを理解して、子供をちゃんと元気づけてあげる』ということでしょうか。
風土
とすると、アメリカは12月前後が学年の分かれ目になっているところが多いので、
『アメリカは9,10,11月生まれの自殺率が多い』
ということになるのか?
と言われると、特にそんな傾向はありません。
なぜなら、そもそもアメリカは日本に比べはるかに自殺するような国ではないからです。
風土ですよ、風土によって人となりに影響するわけです。
日本という島国が日本人を日本人たらしめた。
アメリカという大国がアメリカ人をアメリカ人たらしめた。
日本という島国が日本の学校制度を4月始まりにさせて、日本人だから自殺率に影響したわけです。
・・・と私は思っています。
まとめ
私は、世の中は自分が思っているよりシンプルなものだと思ってます。
どれだけシンプルなのかは私にもわかりませんが、それでも多分、今私が思っているよりもずっとシンプルなんです。きっと。
自分が知らないところで現象と現象は紐付いていて、その紐付きで新たな現象が生まれる。
多分世の中そんなモンです。