「6ヶ月以上の有効期間がないパスポート」でも全く問題なくタイ旅行に行けた話
タイ旅行ネタ第二弾です。
実は、一緒に行く仲間のパスポートが2018年8月の約半年後に有効期限が切れる人がいまして、H.I.S.からこんなお知らせがきました。
ご登録を頂きました【XXXX/XXXX XX】様のパスポートの有効期限が不足しています。
渡航先、乗継地によっては、帰国日より一定期間以上のパスポート有効期限がない場合、ご出発できない、もしくは現地にて入国ができなくなります。
以下「各国基本情報」、「外務省 海外安全ホームページ」にて渡航先の入国条件をご確認頂きますようお願い致します。また必要な残存日数は、情勢などにより予告なく変更される場合がございます。
弊社では、ご帰国日より6ヶ月以上の有効期間がない場合は再申請をお勧めしております。
初めてこのお知らせが来た時は焦ったものですが、調べて問題ないことを確認したので、特に本人には伝えませんでした。
入国時は自分だけヒヤヒヤしてましたが、全くの杞憂だったようです。
調べてみるとなかなか条件がわかりにくく、同じような不安を抱えている人が結構いらっしゃったので、今回はパスポートの有効期間について(※タイに限る)簡単にまとめておくことにします。
国ごとに異なりますので、タイ以外の旅行で同じ不安を抱えている人は各自調べる必要がありますが、調べ方のヒントにはなるかと思います。
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旅行前に調べておく3つのこと
1. ビザが必要かそうでないかを確認
パスポートについて
タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。
30日以上の滞在を予定されている方、あるいは観光目的以外で入国される方は事前にタイ王国大使館・領事館においてビザを取得して下さい。
各航空会社によりパスポート残存期間の規定が異なるため、ご利用になる航空会社にお問い合わせ下さい。
必要なパスポート残存期間(タイ入国日から) | 6ヶ月以上 | 6ヶ月以上
by タイ王国大阪総領事館
ビザのあり・なしで条件が変わってきますので、大使館のサイトなどで確認しましょう。
タイの場合は、
- 30日以内の場合はビザは不要
- 30日以上の場合はビザが必要 → ビザを取得するために6ヶ月以上のパスポート残存期間が必要
となります。
今回の私のケースは4日の小旅行だったのでビザは不要となります。
2. 航空会社や旅行代理店は有効期間について言及しているか
H.I.S.のお知らせにも、
弊社では、ご帰国日より6ヶ月以上の有効期間がない場合は再申請をお勧めしております。
と書いてありましたが、国によって条件が様々だからなのか、6ヶ月未満のパスポートを注意喚起対象のラインとして置いているようです。
航空会社のエアアジアにもパスポートのことは書かれていますが、エアアジアが特別に何か条件を設けているようではなさそうです。
パスポート
海外へご旅行の際は、国際線への搭乗や入国のためパスポートが必要です。また、入国時に6ヶ月以上の有効期限の残存が必要となる国もあります。
航空会社や旅行代理店に、パスポートの有効期間について特筆事項がなければ多分大丈夫ですが、不安であれば電話をしましょう。
3. どこにも書かれていなければ「帰国日が有効期間内」でOK
ないことの証明をしないといけないのでみなさん不安になると思うのですが、
ビザ不要時の有効期間について、大使館のサイト等に書かれていなければ最低「帰国日が有効期間内」であれば問題ないということになるでしょう。
ということでまとめです。
まとめ
パスポートの有効期間について不安に思ってここにたどり着いた方は、以下のようなことを調べておきましょう。
- ビザ申請が必要か、そうでないか、その場合のパスポート有効期間
- 航空会社や旅行代理店は有効期間について言及があるか
- 大使館にはどう書かれているか
心配なら電話をするのが手っ取り早いかと思います。
さて、ここまで書きましたが、上記に書かれていることが全て本当だと思い込まず、自分でもきちんと調べてください。
私も調べていくつかのサイトにたどり着きましたが、そこのサイトで紹介しているURLが見れなかったりすることもあり、情報が古い可能性があります。
国との関係が変わることでこういう条件には影響するものなので、"新しい情報"と"信頼のあるサイトからの情報"を収集する必要があるでしょう。
それでは、Have a nice flight!