ここ数年はわりとどっぷり漫画にはまってしまっているので、毎年30〜40冊は本棚に本が増え続けています。
なので、大掃除では毎年本棚の整理を必ずしていて、全然読まなくなった漫画から収納ボックスに詰め込んで押入れに入れるわけですが、それでもやっぱり押入れから引っ張り出してたまに読み返したくなる時だってあるわけです。
私は、
- たまに読み返したくなる時がある
- 本棚を全て漫画で埋め尽くすのは"なんかバカそう"と思われるので、ビジネス・経済書も本棚にある程度は置いておきたい
- 押入れから引っ張り出したもののちょっとだけ読んで満足してしまったとき、また押入れに戻すことになるとそれは面倒
ということを考えると、いつもどう整理していいか迷うんですよね。
そんな欲張りな漫画コレクターが、今回は上の要件を満たすような本棚整理術を自分で考えてみました。
私はこの本棚整理術を「国士無双風整理術」と名付けることにします。
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国士無双とは
国士無双(こくしむそう)とは、麻雀における役のひとつ。役満。略称は「国士」。別称を十三么九(十三幺九、シーサンヤオチュー)と言い[注 1]、その名の通り么九牌13種すべて、すなわち老頭牌(一九牌)6種と字牌7種を1枚ずつ揃え、そのうちのどれか1種を雀頭とした和了形である。
点数計算はできませんが麻雀自体は一応やったことがあり、役は知っていたので今回この名前をお借りしました。
上の画像のように、同じ牌をいくつか揃えるのではなく、全ての異なる牌を1つづつ集め、その中の1種類だけ2つ揃うとこの役になります。
1〜9の数字を表している牌は1と9をそれぞれ集める必要があります。
今回はここに着目しました。
「国士無双風整理術」
例えば、昔読んでいた漫画が急に読みたくなりました。
何巻を読みますか?
このとき、以下の三種類のどれかになるはずです。
- また最初から読みたくなる
- 最後の終わり方が気になって最終巻を読みたくなる
- 気になった話だけ部分的に読みたくなる
ここで、この三つ目の「気になった話だけ部分的に読みたく」なったとき、あなたは「○巻の○話だ」とすぐわかりますか?
私はわからないので、大体10巻ぐらいかな、と見当をつけて読んでみて、そこから相対的に前の巻か後の巻を読んで気になった話を見つけようとします。
つまり、私にとって「気になった話だけ部分的に読みたく」なったときは、結局間の巻ほとんどを読むことになるのです。
なので間の巻は数巻残すぐらいなら全て収納してしまって問題ないかなと判断しました。
ということで、
"この漫画を持っていたなという記憶は残しておきたい"し、
"読み返したい時にできるだけすぐ読めるようにしておきたい"、
けど"全巻入れるスペースがない"ので、
まるで国士無双のように、
- 本棚にはその漫画の1巻と最終巻(または最新巻)を配置
- 短編や巻数が少ないものはそのまま全巻配置
- それ以外の間の巻を全て収納ボックスに詰め込み、収納ボックスには収納した漫画の名前をタグに記載
してみたところ、なかなか私みたいなコレクター気質な人が満足できそうな整理術が生まれた、という話です。
まあ、満足できないコレクターさんだったらそれまでです。
ただ、一列ずらっと同じ漫画で揃えている本棚も綺麗ですが、いろいろな種類が並べてあるのもなかなか見応えがある気がします。
ということで、これが「国士無双風整理術」です。
読んだらブックオフに即売りに行ける人には全く理解のできない整理術となったわけですね。
まとめ
私は断捨離でいうと「捨」が本当に苦手で、全て残しておかないと気が済まないタイプなので大掃除は本当に苦行です。
「何を捨てるか」を考えるより先に「どうやってその分の収納スペースを増やすか」を考えてしまいます。
ただ、そういう性格であるがためにこのような整理術を思いつこうと努力できるので、引き続き、このような整理術を思いついては展開していって、みなさんの「捨てられないもの」を「宝物」にするお手伝いができたらな、と思っています。