「信号確認のため遅延」って何?運転手は信号も確認できないの!?って思った人が読む記事
ここのところ連続して電車遅延に巻き込まれており、仕事を始める前から疲れてしまっている日が多くて仕方がありません。
特にこの前イラっときたのが「信号確認のため電車が遅延しております」という謎のアナウンス。
一体どういうことなのでしょうか?
運転手は「これ何色?赤色?青色?うーん?赤かな?あれれー?」とかやっているんでしょうか?
「信号確認」なんて言葉を聞いたら、こんな風に疑問に思う人も多いハズ。
この記事は、そんな人に正しい「信号確認」の真実を1分で理解してもらう記事になります。
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- この記事は 旧ブログで2017年11月20日に書いた記事をリライトした記事になります
「信号確認」で何を確認するのか
「信号確認」という表現を使っているが、実際にやっていることは以下のようなこと。
『信号に異常があったため、電車を停めて原因の調査、修復をし、正常に動作することを確認する』
つまり信号確認とは、『どういう信号が出ているかを確認する』のではなく、『信号が正常に動作しているかどうかを確認する』ことのようだ。
何故「信号確認」と表現するのか
私のように「信号確認」という表現に疑問を持つ人が後を絶たないのに、
「信号確認」とは何ですか。なぜ遅れるんですか。運転手は普段確認しないんですか。
by 「信号確認」とは何ですか。なぜ遅れるんですか。運転手は普... - Yahoo!知恵袋
何故それでも「信号確認」という表現を使うのか。
それは、曖昧な表現をすることで、乗客を不安にさせないように、混乱させないようにしているからだ。
確かに、車内アナウンスで「信号の不具合が確認されたため修復しています」なんてはっきり言われたら気になってしまうかもしれない。
まとめ
世の中、知らない方がいいことも少なからずあるだろうということはこわがりエリーで伝えました。
言われてみれば、詳しい情報を知れば知るほど鉄道会社に対しての信頼感は薄れていってしまうので、我々が遅延の原因を詳細に知る必要はないかもしれません。
とはいえ、「信号の不具合が確認されたため修復しています」と言ってくれれば、15分以上はかかりそうだという見込みが立てられるので、思いの外長く待たされて苛立つということは少なくなると思います。
何万人という乗客者に対してのアナウンスとして、どう表現すれば正しいのか、何を犠牲にして何を得るのか、というところを考えなければいけないとなると、伝え方って、難しいですね。