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「どうぶつタワーバトル」が突然流行った3つの理由とバズり後の進み方

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「どうぶつタワーバトル」というスマホゲームをご存知でしょうか。

▼▽かわいくリアルな動物を積んでいくゲーム「どうぶつタワー」がリアルタイム対戦できるようになりました▼▽

世界中のみんなと楽しく対戦しよう!
子供から大人までのんびりゆるく遊べる対戦アプリです!

▼▽ルール▼▽
順番にどうぶつを積んでいって先に落とした方の負け!

by どうぶつタワーバトル - のんびり対戦ゲーム - Google Play の Android アプリ

play.google.com

オンライン対戦で、交互に動物を積んでいき、ステージから動物を落とした方が負け、という非常にシンプルなゲームが、巷ではものすごく流行っています。

なぜ、このゲームはここまで流行したのか、一週間前にブログに書くためにダウンロードして、やっとレート1700になった駆け出しがその理由を探ってみました。

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どうぶつタワーバトル

このアプリがリリースされたのは2017年4月

リリース時は、今ほど流行っていなかったので、このタイミングで大流行したことに作者が一番驚いていることでしょう。

ではなぜ、リリースされて半年以上経った今になって突然注目を浴びるようになったのでしょうか。

ホットワードを含んだゲームタイトル

今年、2017年は「どうぶつ」が何かと話題になった年かなと思います。

アニメけものフレンズに加え、将棋ブームで注目を浴び始めた簡易版将棋の「どうぶつ将棋」、そして11月21日にリリースされた任天堂スマホアプリゲームどうぶつの森 ポケットキャンプ」

アプリ検索のキーワードに「どうぶつ」と入れると今話題のアプリがたくさん出てくるわけです。

けものフレンズに関してはまだアプリは出ていませんが・・・)

そんな「どうぶつ」というキーワードで検索した人たちの目に止まったのがこの「どうぶつタワーバトル」なのだと私は推測します。

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11月中旬から一気にランキングが上がり、今でも1位・2位を維持しています。

11月中旬というタイミングを考えても、やっぱりどうぶつの森 ポケットキャンプ」のリリースと近いので、検索してついでに興味本位でダウンロードしたところ思いの外面白かった、という印象をもった人たちがYoutubeなどを利用して実況配信して広く伝わったと考えられます。

「どうぶつタワーバトル」はタイトルが功を奏したと言えるでしょう。

もし「アニマルタワーバトル」だったらどうなっていたのでしょうね。

3歳でも遊べる非常にシンプルなルールにほんの少しの運要素

これほどまでに流行した理由はわかりやすいゲームシステムにあると言っていいでしょう。

チュートリアルもなく、いきなりオンライン対戦が始まります。

このゲームは

  • 動物を移動して落とす場所を決める
  • 動物を回転する

しかできることがないので、体感でルールを覚えることができます。

そんなシンプルなゲームだということもあり「どうぶつタワーバトル」は3歳以上が対象になっています。

こんなに対象年齢が低いのもあまり見かけたことないんじゃないでしょうか。

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出現する動物はカメからキリンまで様々あり、何が出現するかはランダムです。

高く積み上げたところに、相手が運悪くキリンなどを引いてしまうと、対戦相手とはいえ同情してしまうことがあります。

このゲームはルールと運要素のバランスがとても丁度いいのです。

対戦相手との協力と対立

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先ほど「同情してしまうことがある」と書きましたが、この感覚にしてしまうところがこのゲームの関心するところです。

「どうぶつタワーバトル」では、途中までは対戦相手と協力して"積み上げ"ていくことになります。

相手の動物をいかに置きにくくするかを考えて配置する対戦者もいますが、グラグラしているどうぶつタワーを対戦相手と二人で積み上げ、タワーが一気に崩れ落ちるような対戦の方が白熱しますし、私はよっぽど面白いと思います。

そう、このゲームの対戦相手はジェンガの時の対戦相手と非常によく似ているのです。

ジェンガでも、最初に一番下を抜きにかかるようなことは、普通の人はあまりしないと思います。

できるだけ簡単に抜けそうな部分を見つけて、途中までは高く積み上げようとしますよね?

また、「もうこれ以上は抜き取れそうなところないだろう」という状態なのに、友達がなんとか抜き取れたらあなたは素直に関心してしまうし、高く積み上げたジェンガが倒れてしまっても、そこまで悔しく思いませんよね?

このジェンガにみられる協力要素が「どうぶつタワーバトル」にもあるので、ジェンガ同様愛されるのだと思います。

バズり後の進み方

「どうぶつタワーバトル」がジェンガと同じような愛され方をしているなら多言語化対応するだけで海外でも簡単に流行りますし、何個積み重ねることができるかをチームで競う協力プレイモードが出てもまた人気が出る気がしています。

また、ジェンガのようにおもちゃ化することも、「どうぶつタワーバトル」にはできる選択肢の一つなのではないでしょうか?

シュライヒのフィギュアとか積めないんですかね?

これをもう少し積みやすいように改良して、スマホゲームと同じ緊張感が出せれば、子供にも大人にも長く愛されるゲームになること間違いなしですね。

さて、オンラインゲームの怖いところは、ユーザー数が減ることで対戦相手も減ってマッチングがしにくくなり、またユーザーが減る、の負のサイクルに入って急激に人気が衰えてしまうことです。

負のサイクルに入る前に、新しいゲームシステムを導入したり、商品展開やキャラクターコラボ(落とすものを変える)をすることで大きな収入につながりそうですね。

というわけで、今「どうぶつタワーバトル」が流行っていますが、このような"急にバズった"モノのその後の進み方について、

その人気になった要因がネットに近ければ近いほど早く手を打つ必要がある

と私は思います。

ネットの流れは早いので、何もしないとユーザーの興味関心はすぐ新しいものに移ってしまいますからね。


作者さん頑張ってください。

この世は結局タイミングです。*1

稼げるタイミングがあったら貪欲に稼ぎに行った方が絶対いいです。

折角なので動物で締めますが、

虎穴に入らずんば虎子を得ず


今が、虎子を得る時です。


っていうこの記事バズらないかな・・・。

*1:【参考】はじめしゃちょーの「世の中結局タイミング」説の説得力がすごい kininarium.hateblo.jp